求人票の嘘をチェックしてみよう。
1、就業時間 8:00~18:00 の嘘
始業時間は店舗によって多少ずれるが、ほぼ 7:00と思って間違いない。
では、なぜ 8:00開始になっているのか?
8:00前は、早出扱いにしているため。
実際は皆7:00から働いているが、始業時間は、あくまでも8:00なのだ。
※始業時間が8:00になっているのだから8時に出勤すればいいのでは?
という理屈は通らないのである。
終業時間は18:00ではなく、お店の閉店時間の30分後、20:30~21:00くらい。
では、なぜ18:00終業になっているのか?
始業時間8:00に、就業時間8時間と、休憩2時間を足すと
丁度終業時間が18:00になるのだ。
18:00~は、残業時間となるので、結局毎日残業している事になるのだ。
あくまでも就業時間は、毎日8時間なのだ。
2、残業時間 月平均42時間の嘘
42時間の根拠が分からない。
1か月の労働時間を計算してみる。
毎日の就業時間は7:00~20:30、13時間30分の労働である。
ここから、会社が定める労働時間8時間と休憩2時間を引くと
1日の残業時間は、3時間30分になる。
月の公休が9日、1月30日の場合は、21日出勤なので
3時間30分を21倍すると、73時間30分。
(31日の場合は、77時間)
普通に働くと、こうなる。
今は、労働基準局から指導を受けて
残業時間が60時間を超えないようにしているため、残業時間は
最大で60時間になるように調整している。
※繁忙期は、お店の閉店時間が延びるうえに、規制が外れるであろうから
残業時間は、およそ90時間になる。
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