この会社は、ずっと違法労働を行ってきたが
最近、労働基準局から指導を受けて、就業規則が改正された。
これまでの残業時間は、平均で80時間を超えていた。
普通に仕事をしていると、こうなるのだ。
ところが、就業規則変更で、残業時間が最大60時間に縮小された。
対策で考えられたのが、早番制度である。
この早番とは、単純に早く帰ることである。
一般的に、早番とは、早く出てきて早く帰る。
遅番は、遅く出てきて遅く帰るのだが、この会社に遅番はない。
早番と普通の2種類なのだ。
つまり、出社時間は一緒。早番の時だけ、早く帰れるのだ。
実はこれは仕方の無いことで、朝の荷降ろし・品出しは大変な作業で
朝に人を削ることはできないのである。
朝は一緒と言っても、中には通勤に1.5時間以上もかかる強者もいるので
早番の時は、大分楽になっているのは間違いない。
この会社の早番は、他の早番とは一線を画した早番なのだ。
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